上下の歯の咬み合わせに違和感はありませんか?
咬み合わせは、口を閉じたときに上下の歯がきれいに咬み合っていることが大前提です。
上下の歯がきれいに咬み合っていない場合、全身に悪影響を及ぼすことがあります。
食事が不便、胃腸にも負担
咬む力をもっとも必要とするのは、食事のときです。咬み合わせが悪いときちんと咬むことができず、偏った咬み方になってしまうことがあります。
また、きちんと咬み砕けないまま食べ物が胃に届くため、消化器官にも負担をかけてしまうことがあります。
ゆがみや肩こり、頭痛などを招く
人は微妙な咬み合わせの乱れがあると、それを避けるように歯を使います。無意識に片側だけで咬むようになると、片頬の筋肉だけが発達してしまいます。それにともなって、顎の筋肉や全身の骨格バランスにまで影響が及び、ゆがみが生じてしまうのです。こういった身体のゆがみが頭痛や腰痛、肩こり、目の疲れ、顎関節症を引き起こすことも。また、顔がゆがんでしまうこともあります。
治療効果が低くなる
咬み合わせが原因で身体に不具合がある場合、身体に対して一時的に対処症療法を行ってもまたすぐに元に戻ってしまいます。
このように咬み合わせは、全身の健康と密接にかかわっているのです。
上記のようなことから、入れ歯を作る際は咬み合わせに十分配慮することが大切です。
噛み合わせ研究所では、仮歯を作る段階から咬合運動などのシミュレーションをもとに最適と思われるものをお作りするのはもちろんのこと、仮歯で咬み合わせの“リハビリ(※)”をしてから型採りを行うなど、咬み合わせを第一に考えた、より違和感の少ない入れ歯をお作りしています。入れ歯を検討されている方、現在お使いの入れ歯に違和感や痛みがある方は、ぜひお気軽にご相談ください。
※アラマキでは、長期間ぴったりとフィットする精巧義歯を作製するために仮歯を一定期間装着して歯ぐきを整えてから型採りを行っています。この工程を「リハビリ」と呼んでいます。